子供にとって「背が小さい」とは?

きりんクリニック

子供の頃に「背が小さい」ということは、少なくとも本人にとっては、大変深刻な悩みになることがあります。大人からしてみれば、周囲と比べて背が小さい子供でも、この先伸びる可能性はあるのだし、小さかった子が成長期になってから周りの子をどんどん追い越していくようなケースも決して珍しくないということを知っているので、著しく背が小さかったり身長の伸び率が悪かったりしない限りは、大きな問題としてとらえないことの方が多いかもしれません。

しかし、子供にとって背の高さというのは、大人が思うよりも重要な問題なのです。子供は基本的に、「大きくなりたい!」と願っているものです。去年より何センチ背が伸びたかというのは、子供にとっては大人が想像もつかないくらい一大事だったりもします。背の順でいつも前に並んでいる子供は、少なからず精神的苦痛を感じていることが多いようです。

子供の頃は、背が高い、身体が大きいというのは、「大人っぽい」「力がある」というイメージにも繋がります。なので、背が小さい、身体が小さいと、自分を子供っぽく感じで劣等感を抱いてしまうこともあります。大きい子には大きい子なりの悩みがもちろんあるのですが、身長を個性ととらえるのは子供にとっては少々難しいことですから、周囲の大人がしっかりフォローしてあげることが必要です。

また、遊園地などでは乗り物に身長制限があることがありますし、打ち込んでいるスポーツや将来の夢等によっては、身長は個性で済まされる話ではなくなる場合があります。子供が背が小さいことを悩んでいたら、同じ目線でしっかりと向き合ってあげたいですね。

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